ぼくらが大変な思いをして納めている税金ですが、国会運営が遅々として進んでいないことにはイラ立ちを感じています。毎日のように数億円単位の税金をつぎ込み、国会でやっていることといえば、森友学園の国有地払下げ問題ばかり。
たった1校の幼稚園だか小学校だかの疑惑のために、国会で1年以上もの時間と税金を費やしていますが、他に審議することはないのでしょうか?
登場人物がすべて団塊の世代ばかりですが、団塊の世代の身勝手さや厚かましさが如実に表れている事案であると感じています。
首相についていえば、アッキード事件の疑惑が真実であろうとなかろうと、早急に国会の審議を再開させる責任があります。結果的に野党と国民を納得させることができないのであれば、無能というより仕方ありません。
そもそも、首相は一国を預かる身となった時点でお友達との交友関係は断ち切るべきでした。また、森友学園の問題にしても、疑われるような可能性については事前に潰しておくべきでした。妻が名誉校長をしていたとなれば尚更の事、自ら調査に乗り出して、8億円の値引きの根拠について確認しておくべき事案であったはずです。
もし役人が忖度している可能性があれば、自ら率先垂範して叱責するのが当たり前です。「妻が名誉校長をしていた事案だから、国民に疑われることがないよう、いつも以上に厳しく調査してくれ。」と念を押すのが当然です。
首相になった時点でそれをやっていたとしたら、それを証言してもらうだけで疑惑はすぐに晴れたことでしょう。
けれども、当然やっておくべき身辺整理を首相はやっていませんでした。
それどころか、お友達との飲み食いは継続する、夫人の付き人から問い合わせをするなど、国民の感覚からすれば理解に苦しむことばかりです。
せいぜい8億円程度の事案のために、日本の将来を左右する重要な事案の審議が全く進んでいない状況に疑問を感じないのでしょうか?
総理に限らず、団塊の世代は一事が万事こんな調子ですが、事ここに及んでは、潔く辞任すべきであると感じています。