当サイトでも以前より懸念しておりましたが、出生者数の減少に歯止めがかからないようです。
2019年は90万人を割り込んで86万人となりましたが、今年2020年は上半期の速報値で43万人となっているため、さらに減少が進んで85万人程度と想定しています。2019年は令和婚のボーナスがあったため、増加するとの期待もありましたが、結果的には減少することになりました。
しかしながら、コロナの影響が顕在化してきたのは2020年2月頃からのため、出産までの期間を約10ヶ月間と考えると、まだコロナの影響が出ていない状況での数字になります。本格的にコロナの影響が出てくるのは、来年2021年の上半期あたりになるのかもしれません。
コロナの影響により、出生数が1割程度減少するとの予測もされており、仮に8万人減としますと2021年には80万人割れで77万人程度と予測しております。また、収束までに2年間かかるとしますと、2022年には70万人をキモチ割れるか割れないか程度の数字で推移すると予想しています。
まったなしの改革が求められていた氷河期世代の救済については、どこかにふっとんでしまいましたが、このあたりも影響してくるかもしれません。